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カエルだって、とぶ



大学のジーンズ率

 機会があって、様々な大学を訪ねることが多い。
私が主に行く某大学は、男女ともにジーンズを着用している比率が異常に高い。九割近いと言っていい。
種類も、ダメージジーンズから今年流行りのスカートタイプ、スリムタイプ、カラーも様々だ。しかし講義終わりの時間帯など、学生があふれている情景を見ると「ジーンズ指定校ですか?」といいたくなるくらいだ。もう見分けがつかない。たまに先生方や研究員もジーンズだからだ。一番高そうな格好をしているのは、職員。今の季節ジーンズは寒いだろう、大丈夫なんでしょうか。まさか所得格差が生まれているのだろうか。だとしたら怖い。
 しばらくして、学科系統の似ている別の大学に行ったら、ジーンズ率が三割ぐらいまで激減した。あらら、なにこれ。しかし気がついてしまった、ここの大学は、先の大学より・・・お金持ちであると。
 まさか!ジーンズ率が所得格差なのか?恐れを抱きながら、有名女子大に行ったら、ジーンズ率が一割を切った。そりゃ周りがオシャレに興味のある乙女だらけだもの、ジーンズばかりじゃダメだろう、ここは例外と見なしていいだろう。シフォンプリーツのスカートなんてかわいいです。私にはもうほど遠い甘酸っぱさです。
 とにもかくにも、私が愕然としたのは、最初の某大学のジーンズ率が、学生のみではないということだ。私の経験上様々な学科の教員を見てきたため、確かに学科ごとに傾向があるのは薄々感づいてはいた。そもそもジーンズとは何だろうとまで考えた。そしてそれを教員が身につけるということは、教員としての立場とは別の個人主張か、嗜好かが無意識に出ているのかもしれない。
とりあえず、職員でフリースを着ているのはあまりよろしくないということは、某情報源から聞いた。また、学科別ファッションチェックは今後も継続して行きたいと考えている。
by griffonneur | 2009-12-05 02:05 | 興味津々
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芸術と整頓と、歪曲を好む絵描きこと座敷童のブログ

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